“旅と食と和裁とわんこ”

〜食い意地のはったあじみの日記〜

「堺屋」(鮎尽くし)[和歌山・橋本]

和歌山県の橋本に鮎尽くしを食べられるお店があるらしい…、と母が聞いてきて二人で行って来た。
和歌山の殿さまの釣師をしていた家系のお店だとか。
7月初めに予約した日は鮎が捕れなくて流れたけれど、2週間後に再チャレンジ。

橋本に行くなら農産物などの食材が安い「やっちょん市場」も覗くといいと聞いていたので、先に市場に寄って時間調整。
ズッキーニも丸いのやら白いのやら色んなのがあったりと野菜の種類も豊富だし、弁当から生花からなんでもかんでも売っていて、どれも安くて新鮮なせいか、とても賑わっている。
私達も市場で色々買い物をしてから、車で2〜3分の距離にある「割烹 堺屋」へと向かった。

はてさて、鮎尽くしのコース(6,000円)とはどんなのかしらん…。
1鮎尽くし2008.7.15
最初は「塩焼き」と「揚げた鮎の甘酢漬け」。
「塩焼き」はやっぱり一番美味しい! 身の軟らかさがなんとも言えない。
たて酢だけでなく、添えられた山椒の実も爽やかさに一役買っている。
「甘酢漬け」はちょっと甘味がきつかったかなぁ〜。好みの問題だろうけど。

2鮎尽くし2008.7.15
お次は「田楽」と「茶碗蒸し」
甘い田楽味噌を塗った鮎って初めてだったけど、鮎自体の味を味わうには塩焼きが一番かなぁ。
「茶碗蒸し」は流石は料亭の味。だしの加減もちょうど良い。中に魚の身が一切れ入っていたけど、あれは鮎だったのかしらん? どっちでもいいや、とにかく美味しかったもん。

3鮎尽くし2008.7.15
「鮎のお造り」も初めてだった。でもあまり他で見かけないのも解る気はする。
微かに生臭いというか、川魚特有の香りがして、私たちの評価はイマイチ。
これは物珍しさが身上の一品かと。


4鮎尽くし2008.7.15
「鮎フライ」と「鮎の背ごし」
フライも内臓部分のほろ苦さと、とろけるように柔らかい身が鮎らしさを感じさせるとは言え、フライにするのはちょっとモッタイナイ気が…。やっぱり塩焼きで食べたいなぁ、と。
「せごし」はお造りの残りの皮の部分を酢の物で和えた一品か?(←間違ってました。小さい鮎を骨ごと輪切りにしたもの) 最初に出た甘酢と酢の物として味が重なるのもどうかと思うが、こちらの方が甘味が控え目で好みの味だった。


5鮎尽くし2008.7.15
「鮎ソーメン」に「鮎寿司」
もう満腹状態だったけれど、ソーメンは別腹でスルスルとお腹に収まった。
やっぱり鮎は塩焼きだとか、このソーメンの汁のようにあっさりとした味付けが良く合う。
クセのある味付けだと、鮎自体が持つ繊細な味を消してしまうのではないかしらん。
「鮎寿司」は満腹なので持ち帰りにしてもらった。
夜に食べたけど、焼きが香ばしくてGood。

最後はデザートにメロンとブドウ。

鮎尽くしのコースというのはどんなのか興味があったので、とても楽しめた。
でもまぁ、また来年も食べに行くかどうかとなると…。
「一度食べられたので、満足。」というのが正直な感想か。
母も、「自分からは行こうと言わないけれど、(親戚とか)誰かが食べに行きたいと言ったら又行ってもいいかな。」と言っていた。
私もコースでなく、塩焼きばっかり食べたいな。〆を鮎ソーメンにするとかしてね。

8月には子持ち鮎なども楽しめると聞いた。
「みょうが尽くしのコース」というのもあるらしい。
「鮎コースはもういいけど、“茗荷”は気になるね、どんな料理かしらね〜。」
この母娘、お次は茗荷コースを狙っているらしい…。


「堺屋」(割烹)[和歌山県・橋本]
和歌山県橋本市東家6-5-15 電話0736-32-1230  11:00〜14:00、16:00〜20:00 月曜休 1901年創業。コースは要予約。予約不要のお昼の定食(千円)あり。

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